代表者挨拶
世界に誇る日本の"オタク"文化が注目されているとよく耳にするようになりました。 マンガやアニメ、ゲームを中心に鉄道やアイドル、音楽、美術、スポーツなど、ある特定した分野に情熱を注ぐ人々を、"オタク"と称しています。 その勢いは凄まじく、年々オタク市場は伸び続けています。 なかでも、アニメ、ゲーム市場の経済効果は、2007年度時点で1866億円を超えていると言われています。 "オタク"というと、ひと昔前は奇異な人々、という風潮があり偏見の目で見られていました。 しかし最近では、周囲に隠すことなく、"~オタク"と気軽に名乗る人が増えています。世間全体が、誰しも多かれ少なかれオタクな部分を持っているという認識に変化しつつあるようで、"オタク"という言葉自体が、マイナスなイメージを与える要素よりは、好意的になっているのではないでしょうか。 世界不況の状況下でも、まだまだ拡大し続けている「オタク市場」。なかでも日本が生み出したマンガやアニメーション作品などが、世界中で高い評価と支持を集めていることが、日本のオタク産業自体の存在価値を上げているのだと思います。
しかし、その「オタク市場」の原点となる作品や作家についてはどうでしょうか。 最近では、特に目新しさも無く、既存または過去の作品の焼き直しが多いように感じられます。 作品や作家とマーケットをつなぐ「線」が不足しているのではないでしょうか。 一部の利権や既得権益に守られた「コンテンツ」である「宝」が埋もれていく状況の中で、ディーアークではデジタルを通じて、そうした作品や作家と市場をつなぐ役割を果たすことができるのではないかと考えました。
昨今の携帯電話市場の隆盛により、ケータイコミックは300億に近い市場に達しています。 これは、これまでの通常の出版とは違った形態での創作活動の場をもたらしたのです。 そして、iPhoneなどSmartphoneの登場。表示画面の大きさや、通信性能の向上により、さらにダイレクトに、そして全世界に同時にコンテンツ販売が可能となったのです。様々なデジタルツールを駆使して、新たな市場へ作品や作家が世に出ることが可能な時代がやってきたのです。
ディーアークでは作家の地位向上を図り、すぐれたコンテンツを世界マーケットへ「デジタル」を通じて、より一層知らしめる役割を果たすことで、コンテンツ産業に寄与したいと考え、ここに設立したものです。
株式会社ディーアーク
代表取締役 木ノ川義英

